ワイマックスのサービスエリア
ワイマックスは日本国内では2008年に提供を開始したサービスなので、ADSLや光通信に比べてサービスエリアが少ないところが難点です。
しかし、ここ数年でサービスエリアは徐々に拡大されており、今では主要都市を中心にサービスを利用できる地域が増えてきています。
実際のサービスエリアについてはワイマックスを提供している企業によって異なりますが、国内でもいち早くワイマックスを提供し始めたUQコミュニケーションズの『UQ WiMAX』の場合、2011年5月時点で全国の基地局は15000局を達成。
実人口カバー率(対象地域のエリアカバー人口÷対象地域の居住人口)に関しては、全国政令指定都市で95%以上、東名阪主要都市ではなんと99%以上に及んでいます。
いろいろな場所で利用可能
ワイマックスの利点は、これまで安定してインターネットを利用できなかった場所でも高速通信が可能になったところです。
たとえば、一部地域の地下街や空港、鉄道でも利用できるほか、幕張メッセや東京ビックサイトなどの展示場にも対応。
他にも、一部カフェ店舗で利用できるなど、利用頻度の高いスポットでのサービス対応に力を入れています。
また、ワイマックスは時速120kmでも安定したブロードバンド環境を保てるため、新幹線などで移動している間にもインターネットを利用することが可能となっています。
海外でも利用可能
ワイマックスは世界標準の通信規格なので、サービスエリア内なら海外でも通信サービスを利用することができます。
サービスエリアはワイマックス提供会社によって異なりますが、アメリカ合衆国や韓国でも利用できるサービスが提供されています。
海外での利用の際は、渡航後に海外のワイマックス提供会社とオンライン契約を済ませるだけ。
特別な手続きは必要ないので、海外出張や海外旅行が多い方に便利なサービスとなっています。